私は20歳から還暦を迎えるまで休みなく働いてきた。4月還暦を迎え、丁度コロナの影響もあり一休みしようと思うようになった。
基本5月、6月は一切、私は現場に出ないことにした。歳を取ると体が動かなくなる。自分では大丈夫だと思って、体が言うことを聞かず、ミスが出るのが一番怖いからだ。
私は業務用エアコンクリーニングの現場をやめようと思う。
弊社最大の事業であるプラニソールMの販売、フロン漏洩点検、フィルター交換事業、この3つの事業にはまだ現役として頑張ろうと思っている。どれもミスが致命傷にならない事業ばかりだ。
業務用エアコンクリーニングは怖い。何が怖いかと言って、本当に一切の過失がなくエアコンにエラーが出た時、絶対に許されない現場があると言うことだ。デイサービスなどもそうだ。もう私にはそう言う現場はただただ怖い現場になってきた。厩舎もそうだ。クリニックだって同じ。
思い起こすともう、ずっとミスなどしていないし、基本的にエラーで迷惑をかけたこともない。それなのに、なぜこれほど怖いのだろうか?自分でもよくわからない。
これからは全てのリスクのある仕事は若い人に任せようと思う。老兵はただ、消え去るのみである。